漢方薬専門、漢方の一心堂薬局
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漢方薬とは

【要旨】
子宮筋腫のような物質的病気は、漢方薬のように気血水からアプローチし、機能的なところから改善をはかるものではなかなか目に見えた変化(筋腫が小さくなるなど)が見られない場合が多い。(西洋医学的には、小さくて悪性のものでなければ特に治療を要さず、閉経すれば自然に縮小するものとしている。)したがって、初回問診時にお客様と目指すところをはっきりさせておく必要がある。①漢方で身体にやさしい生薬を筋腫体質に合わせて処方することは、まずは可能であること。病院の治療がない、または嫌な場合、何もしない不安からは解放される。ただし検査だけには半年に1回はいっていただく)②最初は、これ以上筋腫を大きくすることのないようにしていくことを目標とすることから始める③筋腫を生みやすい体質を改善していくことは可能なので、徐々に体調の不調からとれていくことは期待できる。④年単位の治療となっていくので、あせらずじっくりとりくむこと。

子宮筋腫(2.8cm) による体調の不調が整った41歳女性
【経緯】
20098月の人間ドックで2.8cmの筋腫と測定された。婦人科の測定では2.5cm医師は何も処方してくれなかった。これ以上大きくならないようにしたい。

【体質】
身長151cm、体重59kg。頭痛、肩こり、生理痛、腰痛あり。中性脂肪、血圧高め、脂肪肝。
運動不足。咽が渇き、水分量多い。寒がりで、冷え症。舌は白~ピンクでやや歯根あり。
【投薬と経過】
体質をお伺いして一心堂薬局にて漢方薬を処方。
(1ヶ月経過)生理前の頭痛がいつもより減った。同処方。
(2ヶ月経過)生理前後頭痛薬を飲まなくてもよくなった。同処方。
(3ヶ月経過)同じく頭痛薬飲まず調子よい。同処方。
(4~5ヶ月経過)生理前ののぼせなく、風邪もひかず調子よい。同処方。
(6~7ヶ月経過)調子がよいので予算を下げて続けていきたい。同処方6g→5.1gへ。(8ヶ月経過)今回の測定は2.7cm。よくなっているのか悪くなっているのかわからない。

【要旨】
どんな病気でもまずその原因を探り、そこから手をつけていくことが重要であると考えられる。この症例もまずは柴胡桂枝湯という気滞をとる処方から入り体調を整えてから、さらに梅核気の漢方薬と気血両虚を補う漢方薬の両方を使うことにより、妊娠に成功している。
左卵巣腫瘍があり治療不可能な不妊症、35歳主婦
【経緯】
2年前に退職し、その後妊娠希望するも不妊。左卵巣膿腫あるが病院で特に治療はしていないとのこと。ツムラの桂枝茯苓丸を1年服用したが変化はなく、イスクラの婦宝当帰膠(十全大補湯を基とした液体)
、星火逍遙丸(当帰、芍薬、薄荷、柴胡などを含む血の道症対応の丸剤)も半年飲んだが効果なし。
【体質】
呼吸が浅く、息苦しい感じがし、咽の違和感が時々ある。肩こり、ガスを認め、瞼の痙攣がたまにある。爪割れやすい。足は冷えてむくむ。生理量は少なく、生理時下腹部重い。便秘、下痢なし。お小水も問題なし。口のまわりに小さな白ニキビ。

【投薬と経過】
体質をお伺いして一心堂薬局にて漢方薬を処方。
(1ヶ月経過)ガス、ニキビが減った。予算の関係で柴胡桂枝湯30日分を30日で。栄養療法(血液、尿検査を分子レベルに解析し、サプリメントで治療)を同時にやっていくことに。
(2ヶ月経過)疲れにくくなり、足が温かい。生理の出血量が増え、生理痛はなかった。同処方。
(3ヶ月経過)出血量増えてきている。生理痛もないが、生理後に下腹部重い。同処方(4ヶ月経過)汗をかけるようになった。同処方。粉と煎じを15日分ずつ。
(5ヶ月経過)先月から左腹部の痛みあり同処方。
(6ヶ月経過)体調良好。出血量も増えている。同処方。
(7ヶ月経過)下痢、急性胃腸炎と診断された。胸がつまって苦しい感じを改善したい。ご主人は亜鉛不足を指摘され、今後は鉄、ナイアシン、亜鉛を吹服用することに。
(8ヶ月経過)不定愁訴いろいろあったが、ご主人の生活リズムの変化によるものと判断し、同処方。
(9ヶ月経過)息苦しさの軽減。今回は生理前に何も症状がなかったのでびっくりした。寝付きもよくなっている。同処方。
(10ヶ月経過)冷えも胃痛も減っている。生理痛もなかった。同処方。
(11ヶ月経過)生理が来る日は息苦しくなる。
(12ヶ月経過)「妊娠しました。6週間目です。」とのこと。胸の苦しさは前ほどなくなった。

【主訴】
緊張しやすく汗や動悸、肩こり、冷えなどがある41歳女性
【経緯】
中学生くらいから緊張しやすくなったような気がする。緊張時は首から上に汗をかき、ほてる感じがする。足や手のひらにも汗。脇の汗は年々増えているような気がして、冷えると気持ちが悪い。作業を人に見られるときや、人前に出たりするときにドキドキするのも気になる。特に字を書くところを見られるのがいちばん苦手で、震えたらどうしようと思うとよけいに震えがでる。その他身体もこわばりやすく肩こりがある。緊張時には血の気がなくなるようで、手の冷えもある。足はもともと冬しもやけができるくらい冷える。ここ2年くらい前からは生理前に気持ちが不安定になりやすく、生理1週間前には背中の真ん中がぞくぞくするような悪寒、胸の張りが気になる。
【体質】
睡眠薬服用中。飲まないと眠れない。眠りは浅く、夢はよく見る方である。5年前から慢性扁桃腺炎で水疱のように腫れている感じがある。呼吸が浅いときもある。花粉症は春と秋に鼻炎として出る。疲れやすく、仕事で疲れると重だるさを感じる。生理前の肩こりから頭痛になることもある。めまいも生理前におこる。足の裏のひきつりもある。生理痛は始まる直前に大変痛く、経血は紫色で固まりがある。血圧などは正常。目線は下でうつむきがち。
【投薬と経過】
体質をお伺いして一心堂薬局にて漢方薬を処方。
(30日経過)特に申し出なし。同処方。
(60日経過)睡眠、生理周期が安定している。汗はまだある。同処方。
(90日経過)生理不順が改善した。同処方。
(120日経過)調子よい。生理痛も良い感じだし、眠りもOK。目線が上がり、顔色も明るくなった。同処方。

 
【症状】

冷え症とは

冷え症は特に女性にとってはつらいものです。冷え症にもかかわらず職場での冷房に悩まされたり、冬の暖房でも足元は寒く、冷え症を一層つらく感じさせます。ここでは、冷え症の原因や冷え症の対策について、お話をさせていただきます。

冷え症の原因とは

1.血行不良による冷え症
冷え症の原因として、血液が上手く流れないと、酸素供給やエネルギーのもとになる
栄養素の運搬が非常に悪くなることがあげられます。貧血、頭痛、めまい、立ちくら
み、耳鳴り目の疲れ、体力不足などの症状が出てきます。


2.自律神経調節不足による冷え症
自律神経のアンバランスにより、体温、血行の調節が上手く行かなくなり、様々な不定愁訴が冷え症の症状として出ます。また、自然的に自律神経の調節がされないと常にストレスに過敏になり、冷え症の悪化に拍車をかけます。


3.栄養不足による冷え症

蛋白質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルがバランス良く取れない為に、基本的な健康を損なう原因になります。自然治癒力も弱まり、老化現象が進み、生活習慣病を引き起こします。


4.エネルギー不足による冷え症
血行不良の冷えの為に、エネルギー代謝がとどこおり、さらにはホルモンバランスまでがバランスを崩し、その結果として様々な症状があらわれることが予想されます


冷え症対策として

若い頃には冷えを感じたことのなかった方の中にも、年をとるにつれ手足や腰など体の一部が異様に冷えてつらいと訴えることがあります。お風呂に入ってもなかなか温まらず、その為に寝つきが悪く、時には朝方まで足が冷たくて眠れないという事もあります。

着るものをふやしたり、夏でも靴下を履くなどの方が多いようですが、体の表面をおおうよりもそうですが、血液の循環を良くすることを心掛けてみましょう。

ウォーキングや散歩、ジョギング、ストレッチ体操やヨガなど、自分の体力に合った運動をして、体を動かすようにすると、症状も改善されます。冷えには逆効果と思われるような水泳でも、効果が出ることがあります。入浴する時も、熱めのお湯に短時間入るより、入浴剤を入れ、比較的ぬるめのお湯でゆっくり体の芯まで温める方がいいでしょう。

食べ物に注意をしましょう

冷える食べ物
冷たい飲食物ビール、麦茶、生野菜、キュウリ、レヤス、果物、メロン、スイカ、グレーツフルーツ、梨、バナナ、ミカン、柿、トマト、ナス、バイナップル
(夏の季節に良く取れるものは冷やす作用があります)

温める食べ物
香辛料、辛いもの、生姜、長ネギ、ニンニク、ニラ、フキ、玉ねぎ、らっきょ、
(冬の根菜類は体を温める作用があります)

気をつけなければいけないことは、上記の食品を考慮しながらバランスのよい栄養を摂取することに気をつけることがポイントになります


冷え症の原因を漢方的にみますと、主に陽虚と血虚の二つに大別されます。

陽虚による冷えとは、陽気が不足する事によって血の流れが悪くなり、それがお血となって陽気を更に流れにくくしてしまうことに起因します。体を温める作用がある「陽気」が手足の先端まで到達しなくなることから四肢や下半身の冷えを引き起こし、また水の運行までもが滞るようになると身体全体に冷えが広がります。よって、気を補う事に治療の重点がおかれます。

血虚による冷えとは、陽気に温められる血が不足している状態で、手足や下腹部に冷えが見られます。この場合は養血作用がある生薬が有効的です。

この他に、頭や上半身がのぼせる事にともなって、下半身に冷えが発生する事も有りますが、これは気逆とお血によるものですので、血の流れを改善して上半身のほてりを静める事によって下半身の冷えも改善します。

【症状】

婦人科疾患には、月経前症候群や月経困難症、生理痛や子宮筋腫など女性特有の症状があります。その原因としては様々で、ストレスであったり、環境的な要因があったりしますが、もともとの体質に由来するところが大きいようです。
一般的にはホルモンのバランスとよくいわれ、生理に関連してあらわれます。
 

子宮内膜症とは・・・ 
子宮内膜とは、子宮の内側を覆っている粘膜で、妊娠しないと月経としてはがれおち排出します。子宮内膜症は、子宮内膜が子宮の内側以外の卵巣や腹膜、筋層に発生することをいいます。病巣から出血し塊ができ、下腹部痛、排便痛、性交痛などの痛みがおこり、また不妊症の原因になることもあります。

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