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腎臓病と低たんぱく米について

 

普通、健康的といわれる食事は「高たんぱく、低カロリー」です。ところが腎臓病では、病気の段階にもよりますが、「低たんぱく、高カロリー」の食事をしなければなりません。しかも塩分にもカリウムにもリンにも気をつけなければならず、一般的な常識からはとてもかけ離れた食事をすることになります。いったん腎臓の機能が低下すれば回復はほとんど無理ですから、いかに食生活を律して透析を先延ばしにできるかがポイントになります。


それにしても、腎臓病では何故「低たんぱく、高カロリー」なのでしょうか。食物の三大栄養素の中で、炭水化物と脂肪はからだの中で燃焼すると二酸化炭素と水になります。二酸化炭素は肺から、水のほとんどは尿として排泄されます。ところがたんぱく質は分解されると窒素化合物を生じ、それは腎臓から排泄されます。腎臓が弱っているところにたんぱく質が多いと排泄が障害され、ますます腎障害が進行することになります。とはいえ、たんぱく質はからだの構成物質でもあり免疫も担っている、最も大切な栄養素です。たんぱく質も代謝していますから体重1kgにつき最低0.6g程度はどうしても必要なたんぱく質量とみられます。ですから腎臓病のたんぱく質摂取は、厳しい場合2040gとなるのです。


一方高カロリーでなければならないのは何故か。それは摂取エネルギーが少ないと、からだは筋肉、つまりからだを構成しているたんぱく質を燃焼してでもカロリーを補充するからです。するとたんぱく質が燃焼するときにできる老廃物が増えることになり、せっかくたんぱく質の摂取を減らしても腎臓に負担がかかることになるのです。ですからたんぱく質を燃焼させないためにも充分なカロリーを摂る必要があるわけです。もちろん腎臓病の進行度合いによってたんぱく質の摂取量は違います。


また腎臓病といえば塩分の制限、ですが、腎臓がさまざまな老廃物を排泄する機能が落ちれば、ナトリウムの排泄もできなくなり、むくみや高血圧の原因にもなります。カリウムやリンについても同様です。カリウムが排泄されないと、高カリウム血症となり心臓疾患に結びつきます。リンが増えると高リン酸血症がおこって腸からのカルシウムの吸収が低下し、低カルシウム血症になります。したがって症状が進むと、塩分に限らずリンやカリウムの制限も必要になってくるのです。


リンはたんぱく質食品に多いのでたんぱく質の制限をしていると自然にリンの摂取も低くなります。カリウムは野菜や果物に多く含まれますが、水に溶け出るので、生で食べるより茹でこぼしたりの調理をしてから食べます。果物の場合は缶詰のものが大分、違います。シロップはカリウムが溶け出ているので我慢です。


さて、たんぱく質をおさえてカロリーを充分に確保するというのは、とても難しいものです。ご飯はでんぷんの塊のように思いますが、7〜8%はたんぱく質です。野菜にも結構たんぱく質が含まれていますから、1日の食事でたんぱく質を2040gにおさえるというのは工夫が必要。まして栄養不足にならないようエネルギーを満たしながらたんぱく質をおさえるのはとても難しいのです。


そこで腎臓病の人に向けてたんぱく質を抑えた米や麺類などが販売されています。そうした食品を上手に利用してコントロールしていかなければなりません。普通、健康的といわれる食事は「高たんぱく、低カロリー」です。ところが腎臓病では、病気の段階にもよりますが、「低たんぱく、高カロリー」の食事をしなければなりません。しかも塩分にもカリウムにもリンにも気をつけなければならず、一般的な常識からはとてもかけ離れた食事をすることになります。いったん腎臓の機能が低下すれば回復はほとんど無理ですから、いかに食生活を律して透析を先延ばしにできるか、が勝負の分かれ目になります。しかも
40歳以上の6人に1人は糖尿病といわれていますから、糖尿病性の腎症も増えています。


それにしても、腎臓病では何故「低たんぱく、高カロリー」なのでしょうか。食物の三大栄養素の中で、炭水化物と脂肪はからだの中で燃焼すると二酸化炭素と水になります。二酸化炭素は肺から、水のほとんどは尿として排泄されます。ところがたんぱく質は分解されると窒素化合物を生じ、それは腎臓から排泄されます。腎臓が弱っているところにたんぱく質が多いと排泄が障害され、ますます腎障害が進行することになります。とはいえ、たんぱく質はからだの構成物質でもあり免疫も担っている、最も大切な栄養素です。たんぱく質も代謝していますから体重1kgにつき最低0.6g程度はどうしても必要なたんぱく質量とみられます。ですから腎臓病のたんぱく質摂取は、厳しい場合2040gとなるのです。


一方高カロリーでなければならないのは、摂取エネルギーが少ないと、からだは筋肉、つまりからだを構成しているたんぱく質を燃焼してでもカロリーを補充するからです。するとたんぱく質が燃焼するときにできる老廃物が増えることになり、せっかくたんぱく質の摂取を減らしても腎臓に負担がかかることになるのです。ですからたんぱく質を燃焼させないためにも充分なカロリーを摂る必要があるわけです。もちろん腎臓病の進行度合いによってたんぱく質の摂取量は違います。


また腎臓病といえば塩分の制限ですが、腎臓がさまざまな老廃物を排泄する機能が落ちれば、ナトリウムの排泄もできなくなり、むくみや高血圧の原因にもなります。カリウムやリンについても同様です。カリウムが排泄されないと、高カリウム血症となり心臓疾患に結びつきます。リンが増えると高リン酸血症がおこって腸からのカルシウムの吸収が低下し、低カルシウム血症になります。したがって症状が進むと、塩分に限らずリンやカリウムの制限も必要になってくるのです。リンはたんぱく質食品に多いのでたんぱく質の制限をしていると自然にリンの摂取も低くなります。カリウムは野菜や果物に多く含まれますが、水に溶け出るので、生で食べるより茹でこぼしたりの調理をしてから食べます。果物の場合は缶詰のものが大分違います。シロップはカリウムが溶け出ているので我慢です。


さて、たんぱく質をおさえてカロリーを充分に確保するというのは、とても難しいものです。ご飯はでんぷんの塊のように思いますが、7〜8%はたんぱく質です。野菜にも結構たんぱく質が含まれていますから、1日の食事でたんぱく質を2040gにおさえるというのは工夫が必要。まして栄養不足にならないようエネルギーを満たしながらたんぱく質をおさえるのはとても難しいのです。そこで腎臓病の人に向けてたんぱく質を抑えた米や麺類などが販売されています。


糖尿病性腎症の場合は、血糖コントロールを意識した糖尿病食に腎臓病食が重なるという、大変な工夫が必要になってきます。糖尿病ではカロリーを制限することが多かったはずですから、腎症の食事はそれまでと矛盾しているように思えるでしょう。糖尿病では
80kcalを1単位として考える食品交換表が利用されていますが、腎臓病では、たんぱく質1gを1単位とした食品交換表が出ています。またたんぱく質の量を抑えた麺類や米、減塩の調味料など、腎臓病食用の食品もたくさん出ています。腎臓病食では、何よりも食品成分を知ってコントロールすることが大切です



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