漢方薬専門、漢方の一心堂薬局
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神経疾患

【主訴】

アレルギー性鼻炎に悩む87歳男性

【症状】

・アレルギー性鼻炎に悩まされている。
・鼻づまりとくしゃみがひどい。鼻水もあり。
・頭が締め付けられるような痛み(特に右側)が半年ある。ボッーとしているときにそれが多い

【既住】

・4~5年前に心臓を悪くしている。
・血圧が朝上がり、胸が苦しくなり、足元のふらつきもある。

【服用中の薬】

・サンリズム
・ソラナックス
・キョウリョウピン

【体質】

・寝つきが少し悪い。ストレスあり。落ち込みやすい性格。
・上半身にのぼせあり。
・足の冷え、しびれ痛みが冷えると出る。
・夜間尿2,3回。むくみ年に一度出る。

【投薬と経過】

(初回) 煎じ薬を30日分処方。
(1ヶ月経過) 頭の締め付け感が無くなってきた。血圧も130くらいで落ち着いてきた。
鼻を強くかむと少し鼻血が出る事があるが、くしゃみなどは落ち着いてきた。
(2ヶ月経過) しめつけられるような頭痛は減ってきている。血圧120.動悸なし、朝の
状態が良い。夜はときどき鼻水で目が覚めることがある。
(3ヶ月経過) 頭痛は良くなり、血圧も120で落ち着いている。
その後、他の漢方薬の併用で、鼻の調子もさらに良くなっている。

冷え性で痺れるような足の痛みを訴える51歳女性

【経緯】2ヶ月前から下肢の痺れ、痛みが悪化。翌月MRIを受けたところ、「背骨がゆがんでいる」と、診断された。痛みは夜間に悪化。入浴で和らぐ。痛みのせいで不眠気味。朝は、痛み・痺れとこわばりがあり、足湯をしてからではないと動けない。右足は内側が、左は全体的に脹痛がしている。立位を継続することが困難で、筋肉に力が入らない。このまま歩けなくなる不安感があり御来店。

【体質】昔から肩こり・足の冷えがひどく、5年前にヘルニアを発症、その2年後には脊柱管狭窄症も発症している。その際も、医師からは背骨の一部に擦れや歪みがあり、神経がつぶれていると言われている。食欲はあるが、胃腸が弱くムカつきやすい。渇はなく、温かいものを好む。寒がりで、夕方から足が浮腫み気味。小水の量少なく、夜間尿は1回。通じは1日1~2回程度。家族の介護でイライラしやすく、足の痛みのこともあり、ストレスはかなり抱えている。3年前に閉経。高脂血症と言われた歴があるが、特に内服はない。血圧安定。舌体は暗紫色で歯痕は薄いが有。舌苔は無。中央に大きな裂紋有。怒張は見られなかった。血流改善薬、痛み止め、ビタミン剤、胃薬を服用中。

【投薬と経過】
体質をお伺いして一心堂薬局にて漢方薬を処方。

10日後)就寝時の電気が走るような激痛がやや減ったと訴えあり、同処方継続。

20日後)病院の薬のせいか胃が重い。以前から足がむくみやすく、朝は特に足が重い。足に重りをつけて歩いている感じがする。夜はピリピリと神経に触るような痛み。

30日後)胃の調子改善。足の電気が走るような激しい痛みは無くなった。風邪をひいたが以前より軽く済んだが、足に水泡ができた。33歳で帯状疱疹になって以来、風邪の華ができやすい。同処方継続。

40日後)寒い日は足に重い痛みがあるが、以前より軽減。痛む部分がぷっくり腫れている。冷えは午前中に強い。

50日後)以前は足湯をしないと動けなかったが、今は足湯前でも少し動ける。痛みはズキーンという激しいものからズキズキという軽いものに変わった。

70日後)血流が良くなり温まると顔や手首に湿疹ができる。腰が痛み夜目が覚める。冷えるのでカイロを使用。臀部も冷たい。マッサージすると筋肉の固まりのようなものがありコリコリしている。パソコン作業が続いて体が凝っている。少し胃もたれ気味。(90日後)足湯の回数は減ってきた。腰痛も軽減。同処方継続。

100日後)前よりゴリゴリした凝りはない。寒い日は痛みが出る。小さい湿疹が手首やくるぶしに出来ては治り、繰り返す。太腿の内側がつりそうな違和感があり、揉んだり温めると楽。

110日後)腰痛変化なし。足はマッサージで一時的には楽だが、時間が経つと凝ってくる。足湯や歩くと軽減。首から肩も凝るので温湿布をしている。

120日後)電気が走る痛みとむくみが減った。腰を伸ばすと痛むが楽になる。肩こりのような重だるさを足首に感じる。足は凝っている部分がコリコリとする。起き上がる時から2時間位が最も痛む。
【症状】

不眠症の原因には、生活環境の変化、ライフスタイルの乱れなどに始まり、高血圧
症,動脈硬化症、呼吸器疾患、神経症やうつ病などの病気に伴うものまで様々であり
ます。これらによって、体の基本的なバランスがくずれ、自律神経が乱れた結果、夜
眠れないといった症状が起きるのです。
 
病院のお薬のような西洋薬の場合、即効性があるものが多くあります。また、以前に
比べ副作用が少ないお薬も出ています。ただし長期間続けた場合、まれに体への障害
や中毒症状がでる場合があります。そのほかにも、目が覚めてもすっきりしなかった
り、1日中眠い、だるいなどの症状が出る人もいます。

それに比べて漢方薬の場合、症状や体質に合わせたものなら副作用もなく、依存症に
なることもありません。

【症状】

うつ・うつ症状とは、「何となく気持ちが滅入る」「落ち込む」「気分がふさぐ」と
いった、心の状態を言います。うつ・うつ症状が一時的ではなく、何ヶ月も続くよう
な場合、何かをきっかけに、こうした症状が出た場合は、うつ病をはじめとするさま
ざまな病気が考えられますので、一度専門医を受診した方がよいでしょう。

うつ・うつ症状とは、「何となく気持ちが滅入る」「落ち込む」「気分がふさぐ」と
いった、心の状態を言います。「うつ状態」「抑うつ状態」という言葉を使う場合も
あります。

こうした感情は失恋したり、試験に失敗したときにも起こる、ごく自然なものです
が、うつ・うつ症状が長く続いたり、日常生活に支障をきたしたりする場合は、うつ
病をはじめとするさまざまな病気が原因となっている可能性があります。一度、きち
んと専門医を受診したほうがよいでしょう。

うつ病の診断基準(DSM-IVを改変)

・ (1) ほぼ1日中、悲しみやむなしさを感じ、うつ・うつ症状が出ている。

・ (2) いろいろなことに興味が持てなくなっている。よろこびを感じない。

・ (3) 何もしていないのに、体重が減ったり、体重が増えたりする。また、
   異常に食欲がなかったり、食欲が出たりしている。

・ (4) 眠れない。あるいはいくら寝ても寝足りない。

・ (5) 動作が遅くなった、口数が減った。あるいは逆に、落ち着きがなくなった。
   おしゃべりになった。

・ (6) 疲労感がある。気力が湧かない。

・ (7) すべてに価値を見い出せなくなる。自分をとがめる。

・ (8) 思考力や集中力がなくなる。決断ができない。

・ (9) 死についていつも考えていたり、死にたくなったりする。

上の項目のうち、(1)か(2)を含む5つの項目が同時期に2週間以上続く場合に
うつ病と診断されます。

単なるうつ・うつ症状である場合、基本的に治療は行わず、ストレスの原因をなく
す、できるだけ休息を取るようにするなど、日常生活の改善などで症状の改善を図っ
ていきます。一方、うつ病と診断された場合は、うつ病の治療(薬物治療など)を
行っていきます。主に抗うつ薬が用いられますが、最近では依存性や副作用の少ない
薬が使われています。同時に心理療法(カウンセリングや認知療法など)を行う場合
もあります。不眠や強い不安感を訴える場合は、睡眠薬や抗不安薬を併用します。

最近は軽症のうつ病を患っている人が増えていますが、早期に治療を始めるほど、治
療の効果は早く確実に現れることが分かっていますので、「一時的なものだから」
「精神科は敷居が高い」といって放っておかずに、一度、受診するとよいでしょう。

漢方医学の考え方には「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがあります。う
つ・うつ症状は、体を巡る生命エネルギー「気」がスムーズに流れていない状態と捉
えられ、気の流れを整える漢方薬を中心に、気持ちを鎮める作用のあるものも加えた
りして、症状に対応していきます。

今のところうつ病に対しては抗うつ薬が第一選択薬となります。漢方薬はどちらかと
いうと、うつ・うつ症状がある人、軽症のうつ病の人に用いたり、抗うつ薬などの西
洋薬と併用したりするケースが多いようです。また抗うつ薬の副作用対策として、漢
方薬が使われることもあります。

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