2025.07.25
咳が止まらない…抗菌薬が効かない…それ、百日咳かも💦

皆さん、こんにちは!

梅雨は明けて息つく間もなくこの暑さ💦、お元気でお過ごしでしょうか。

この夏というのは暑さや湿度の影響によって体力が奪われて、免疫が下がりやすい季節でもあります。

冬はウイルス感染が流行しますが、夏では細菌感染が流行します。中でも「百日咳」が流行っており、

一心堂薬局でもご相談の数は日に日に多くなっている状況です。

そこで今回は今話題の「百日咳」についてお話させていただきたいと思います。

咳をする人のイラスト(女性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

今年は、百日咳の感染者数が過去最多となっております。

症状は特有のけいれん性の激しい咳発作(痙咳発作)を特徴とする急性の気道感染症であり、経過は3期に分かれます。

1. カタル期(約2週間持続) :かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増え、程度も激しくなります。

 

2.痙咳期(カタル期の後に約2~3週間持続):次第に特徴ある発作性けいれん性の咳となります。

夜間の発作が多いですが、年齢が小さいほど症状は多様で、乳児期早期では特徴的な咳がなく、

単に息を止めているような無呼吸発作からチアノーゼ(顔色や唇の色や爪の色が紫色に見えること)、けいれん、

呼吸停止と進展することがあります。合併症としては肺炎や脳症などもあり特に乳児では注意が必要です。

 

3.回復期:激しい発作は次第に減衰し、2~3週間で認められなくなります。成人の百日咳では咳が長期にわたって持続しますが、

典型的な発作性の咳を示すことはなく、やがて回復に向かいます。全経過は約2~3カ月となります。

 

百日咳とは百日咳菌(Bordetella pertussis)によって引き起こされる感染症です。

主な感染経路は、患者の咳やくしゃみによる飛沫感染であり、感染力が非常に強く、家庭内や学校・保育所で集団感染することもあります。

小児に多くみられる病気で、1歳未満の乳児(特にワクチン未接種の生後3か月以下)では重症化し、死亡することもあります。

抗菌薬(マクロライド系)が効かない症例も増加しているため、漢方薬で治療という方が多くなっている現状です。

では漢方薬ではどういったものがあるのか、解説させていただきます。

 

①竹如温胆湯(ちくじょうんたんとう)

・特徴:痰が多く、咳が長引くタイプに

・適応:湿痰(粘り気のある痰)、不安感、寝汗など

→回復期の咳や痰、体力低下に向いています。

 

②麦門冬湯(ばくもんどうとう)

・特徴:乾いた咳、空咳タイプに

・適応:乾燥した咳、喉の渇き、虚弱体質

 

③麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

・特徴:急性期で咳が激しいとき

・適応:発熱、喘鳴、黄色い痰など

 

④小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)

・特徴:喉の痛みや炎症があるとき

・適応:微熱、咽頭炎、咳など

 

⑤補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

・体力低下、慢性化した咳に

・適応:疲れやすい、咳がなかなか治らない、声がれ

 

・カタル期:麻杏甘石湯、小柴胡湯加桔梗石膏

痙咳期:竹如温胆湯、麦門冬湯、小柴胡湯加桔梗石膏

・回復期:補中益気湯

 

治療薬でもある抗菌薬も、発症早期のカタル期に治療を始めるといい効果が期待できますが、長引く咳になっている段階では、

すでに菌は存在しないことが多く、気管支などのダメージがあるため、あまり症状の改善は得られません。

そこで治療としてカギとなってくるのが、漢方薬によって自然治癒力・免疫力の向上させて症状を抑えることです。

漢方薬は、1人1人の症状と体質に合わせて服用することで、自然治癒力・免疫力を高め、体質から整える医薬品です。

百日石の症状を抑えたい方、体質改善をして自然治癒力・免疫力の向上をしたい方、

是非一心堂薬局各店にて、どうかご相談くださいませ。

 

       

 

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