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0120-73-1410皆さん、こんにちは!!
3月は別れと出会いの季節と言われており、
卒業や異動、新しい環境への準備など、変化の多い時期ですね。
東洋医学において、春は「肝」が高ぶりやすい季節、
つまり自律神経が崩れやすいということです。
自律神経が崩れると以下の症状に当てはまる方はいますでしょうか。
「朝どうしても起きられない」
「立ち上がるとクラクラする」
「午前中は動けないのに夕方は元気になる」
それは“気合い不足”ではなく、起立性調節障害かもしれません。
起立性調節障害は、自律神経の調整がうまくいかず、
立ち上がったときに血圧や脈拍のコントロールが乱れる状態です。
思春期に多いとされますが、実は大人にも少なくありません。
学校や職場に行けないことで「怠けている」と誤解され、
心まで傷ついてしまうケースもあります。
■ 西洋医学的な理解
起立時、本来なら交感神経が働き、血管を収縮させて脳への血流を保ちます。
しかし起立性調節障害ではこの調整が不十分で、脳血流が一時的に低下。
その結果、
・立ちくらみ
・動悸
・頭痛
・倦怠感
・朝の強い不調
が起こります。
ただし検査では大きな異常が見つからないことも多く、
「様子を見ましょう」で終わってしまうこともあります。
■ 漢方ではどう考えるか?
漢方では、起立性調節障害を一つの病名としてではなく、「体質バランスの崩れ」として捉えます。
① 気虚タイプ
エネルギー不足。
疲れやすい、声が小さい、風邪をひきやすい。
立ち上がるとフワッとするのは、気が上に持ち上げられないから。
→「補気」で立ち上がる力をつける。
② 水滞タイプ
体に余分な水が停滞。
めまい、頭重感、むくみ、雨の日に悪化。
→「利水」で循環を整える。
③ 気滞タイプ
ストレスが強いタイプ。
朝になるとお腹が痛くなる、緊張で悪化。
→「疏肝」で気の巡りを改善。
④ 腎虚タイプ
慢性的で、夕方になると回復する。
成長期の体力不足や過労が背景にあることも。
→「補腎」で土台を強くする。
■ なぜ朝がつらいのか?
漢方では「陽気は朝に発動する」と考えます。
つまり朝は“エネルギーを外へ押し出す時間”。
気虚や腎虚があると、この“押し出す力”が弱く、布団から出られない状態になります。
夕方に楽になるのは、活動によって気が巡り始めるからです。
■ 治療で大切なこと
起立性調節障害は、
「甘え」でも
「精神だけの問題」でもありません。
体質バランスの崩れが背景にあります。
・生活リズムの安定
・急に立ち上がらない
・水分と塩分の調整
・そして体質に合った漢方
これらを組み合わせることで、少しずつ朝の体は変わっていきます。
■ 最後に
起立性調節障害は、
“見えにくいけれど確かにある不調”。
漢方は、「異常がない」と言われたその先を考える医学です。
検査数値ではなく、その人の体質・巡り・回復力を見る。
朝起きられない自分を責める前に、
まずは体の声に耳を傾けてみてください。
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