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0120-73-141011月も半ばに入り19日には部分月食もありました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
本日は漢方薬の名前の由来についてご紹介します。
漢方薬には〇〇湯や××散など、湯や散が付く処方が
たくさんあります。
末尾の名前には由来があり
例えば葛根湯や小青竜湯などの「湯」はもともと
生薬をぐつぐつ煮込んだスープという意味です。
服用した時の吸収が早く、効果も早く感じやすい
など様々なメリットがあります。
当帰芍薬散や抑肝散などの「散」は
もとは生薬を細かく粉状にしたもので
湯にすると逃げてしまう芳香成分や脂溶性成分を
そのまま取り入れることが出来ます。
六味丸や牛車腎気丸などの「丸」は
生薬の粉をハチミツなどで練って丸錠にしたもので
生薬の成分がゆっくりと放出されやすくなります。
胃への刺激を回避したり、いわゆる現在の徐放製剤や
腸溶製剤の働きをしていたそうです。
当帰飲子や清心連子飲などの「飲」には諸説あり
少しずつ飲む湯液、手軽に手に入る、などの意味があります。
また「料」はもともと散剤、丸剤の処方をエキス剤
(湯をフリーズドライしたもの)に変えた時に使用されます。
他にも製薬メーカーの工夫によって漢方のカプセルやゼリー、
はたまた中国では生薬の注射剤も存在します。驚きですね。
自分で症状や体質に合った漢方薬を選ぶのが難しい方、
体質改善や自然治癒力の向上といった
日頃の健康維持目的で取り入れたい方など
ぜひ一度ご相談くださいませ。
(英語・中国語・フランス語にも対応しており、海外からのご相談も数多く頂いております。)
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