2022.05.04
こどもの日の由来 東洋医学との関係

5月5日はこどもの日

旧暦では5つある季節の節目の一つである端午の節句になります

 

古来より、子供が無事に健やかに成長するよう祈り、お祝いする日です

この時期になると菖蒲が咲き始めることから

別名、菖蒲の節句といいます

 

菖蒲といいますが風習となっている薬湯に用いる植物は

綺麗な花を咲かせるアヤメ科の花菖蒲ではなく

サトイモ科の菖蒲を用います

 

昔から菖蒲の葉や根を湯舟にいれて無病息災の邪気払いとして用いてきました

 

菖蒲の含有成分としては芳香性精油成分で殺菌作用をもつ「オイゲノール」と「アサロン」などです

最近は菖蒲が炎症を抑えたり、アレルギーを抑えることが注目されスキンケア化粧品の成分としてみかけるようになりました

薬湯にする場合は、菖蒲を刻み、茶こし袋にいれて熱湯で10分沸かしましょう

その後、熱湯と袋ごと湯舟にいれると成分がより抽出できて良い湯治となるでしょう

実はこの「菖蒲」が武を尊う「尚武」というふうに変遷し

兜や鎧を飾るようになったといわれております

 

日々の問診のなかで最近特に感じることは、お子様がお身体の不調を訴えて来局されるケースが増えてきました

クラスの学級委員をされているようなマジメなお子様

スポーツに一心にうちこんでいるお子様

土日返上で学習塾通いをしているお子様

まじめな子供ほどストレスをかかえて、自律神経等に負担をかけて

体調不良を訴えている場合が多いです

 

「私の子供に限って」といわず

今一度、子どもの日を機会に改めて心や体に悩みがないか

友達や普段の生活の事で悩みがないか話しかけてみてください

 

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