2020.02.27
花粉症と漢方

今年は暖冬の影響か、花粉が早くから飛び始めており、すでに花粉症で悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回は花粉症の漢方治療についてご紹介させて頂きます。

花粉症はⅠ型アレルギー性疾患の一つであり、特定のアレルゲンとの接触で、感作・発症をきたします。花粉症の場合は、吸入性アレルゲンが主な原因となります。

特徴的な症状としては、くしゃみ・水様性鼻漏・鼻閉・目の痒みが挙げられ、『くしゃみ・鼻漏型』『鼻閉型』に大きく分けられます。

    

 

花粉症を漢方薬で治療するメリットしては次のような事が挙げられます。

・眠気のような副作用が起きにくい!

抗ヒスタミン薬による眠気や口渇に代表される副作用が比較的少ないので、日中の生活への影響をほとんど考える必要がありません。

・西洋薬との併用も可能!

西洋薬とは作用機序が異なるので、併用により効果増強が期待できます。

・体質改善も期待できる!

アレルギー体質の改善についても効果が期待できます。

 

<くしゃみ・鼻漏型>

水様性の鼻汁やくしゃみが主体のタイプ。

漢方では、肺が冷えているととらえます。ですから、肺を温めるという処方を用います。

・小青竜湯:水様性鼻汁、くしゃみが主体。比較的速効性も期待できる。

・苓甘姜味辛夏仁湯:小青竜湯タイプで胃腸が虚弱の場合。

・麻黄附子細辛湯:体の冷えが非常に強い場合に。比較的速効性も期待できる。

 

<鼻閉型>

鼻づまりが主体のタイプです。粘稠な分泌物を伴う場合は、漢方では、肺に熱があるととらえます。

ですから、熱を冷まし、粘稠な分泌物を潤す処方を用います。

・葛根湯加川芎辛夷:粘稠な分泌物を伴うことが多い。比較的速効性も期待できる。

・辛夷清肺湯:鼻汁が膿性で粘っこい場合に。

・小青竜湯:粘稠の分泌物は少ない。後鼻漏(特に水様のもの)を伴う場合に。

 

上記に上げさせていただいた処方は一例です。当店では、お客様一人一人の症状・体質に合わせて調合いたします。

花粉症でお悩みの方はぜひご相談下さい!

また、過去のラジオでも花粉症の話をしております。是非参考にしてください!

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