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2025.03.05
あなたも漢方薬局で【漢方薬剤師】になりませんか。

※今回は、漢方専門薬局で働きたいと考えている方向けの内容です。

 

1.漢方薬と西洋薬の違い

まずは、ご存じの方も多いとは思いますが漢方薬と西洋薬の違いについてです。

 

漢方薬
  • 自然由来の生薬を使用
  • 体全体を捉えてじっくり治療する
西洋薬
  • ほとんどは人工的に化学合成される
  • 病気や症状を局所的に捉えて対処する

西洋薬は対症療法の薬が多いため、即効性があります。

また、手術や感染症など生死にかかわるような緊急性が高い病気の根本的治療に優れていますし、

ほとんどの薬剤が保険適用なので薬価が安いです。

その反面、化学的に合成されているため、飲み続けることで身体への負担(副作用)が大きいことが知られています。

 

漢方薬は複数の成分(自然生薬)で構成されています。

そのため西洋薬に比べて体への負担は少なく、様々な症状を幅広くカバーできる点も良いと言えるでしょう。

その反面、病気の根本から治療していく場合は治療期間を要しますし、保険適用でない漢方薬も多いため薬価もかかります。

 

例えば、洋食と和食どちらが優れているか比較できないように西洋医学・東洋医学どちらもメリット・デメリットがあります。

 

 

2.漢方専門薬剤師とは

次にそれぞれの薬剤師の仕事内容です。

大半を占める病院や調剤薬局で勤務する薬剤師は、医師が発行した処方せんに基づいて調剤業務を行います。

処方箋に記載された薬剤をミスなくピッキングすること、疑問点があれば処方医に疑義照会をかけてその内容をカルテに記録しておくなどが求められます。

 

一方、漢方専門薬局で働く薬剤師は、患者さん1人1人とじっくりカウンセリングを行い、

伺った症状や体質などをもとに薬剤師本人が適切な漢方薬を調剤してお渡しします

問診から患者様に適切な漢方薬の決定、調剤、服薬指導までのすべて一元的に行う点は、大きく異なるとも言えます。

 

 

3.漢方薬剤師に求められること

漢方薬剤師には以下のことが求められます。

  • 患者様に寄り添えるコミュニケーション能力
  • 西洋医学や東洋医学両方の知識
  • 自己研鑽する姿勢

 

まずは、コミュニケーション能力です。じっくり患者様のお話をお伺いできないことには漢方薬剤師としては務まりません。

そのため、患者様に寄り添いながら治療者としてベストな道筋をご提案できることが求められます。

また、自己研鑽する姿勢であったり、常に患者様のために知識やカウンセリングのノウハウに努めていくことも大切となってきます。

 

 

4.実際に働いている方の声

最後に、実際に働いてくださっているスタッフの声をいくつかご紹介させていただきます。

 

自分一人で問診から処方、調剤、服薬指導、生活指導、薬歴管理まで、行うため責任感と共にやりがいを強く感じる。

また、自分が処方した漢方薬で患者様が治った時は、自分のことのように嬉しい。(30代 男性)

 

薬剤師でこんなに感謝されることがなかった。とても楽しく毎日働ける。

入社した当初は漢方薬に対する知識に自信が持てなかったが、研修や勉強会・推薦図書などを通じて、知識面や業務面でも安心できる。(20代 女性)

 

 

患者様1人1人からじっくりお話を伺うことができ、専門薬局ならではの質の高い治療を提供できる。

東洋医学・西洋医学両方の知識を生かしながら、患者様の健康をサポートできるため、やりがいを強く感じる。(40代 男性)

 

 

4.まとめ

近年、国内でも健康を意識する人が増えていることもあり、漢方専門薬剤師の需要も年々高まってきております。

ここでは、病院や調剤薬局だけでは学べない、専門薬局ならではの本格的な東洋医学の知識が学べます。

患者様の健康のために役に立ちたいと真剣に考えている方、コミュニケーションが好きな方、スキルアップを考えている方など、

ぜひスタッフ一同、お待ちしております。

 

 

 

 

           

 

 

 

 

 

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