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0120-73-1410皆様、こんにちは!
梅雨の空が続く季節となり、湿度が高いのは当然、気温は30℃を超える日も
増えてきました💦
先日、あるテレビ番組で、以前は珍しいと認識されていましたが近年では
少しずつ増加傾向である疾患が放送されていました。
それは「唾石症」です。
「唾石症」とは、唾液腺や唾液の通り道である導管に炭酸カルシウムが沈着してできる
唾石という石のような塊が詰まることで、食事中に顎の下が腫れたり、痛みが生じる疾患です😲
そもそも唾液というは唾液腺で作られて、導管を通じて口内へ流出します。
唾液の役割は口の中の乾燥を防ぐために潤いを与え清潔を保つことや、
食べ物とでの消化を促します。
また、唾液にはカルシウムが多く含まれているため歯を保護することができますが、
このカルシウムが導管に入り込んだ細菌や異物を芯にして結晶として固まることにより
「唾石症」を発症します。
唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺の3か所ありますが、特に顎下腺に発症しやすいのが特徴です。
唾石症の治療として、西洋医学では細菌感染で炎症を起こしている場合に抗菌薬を投与、
また唾石の摘出手術もあります。
では、漢方薬(東洋医学)の治療としてはどういうのがあるのでしょうか。
唾石症の治療には、まず唾液分泌を促す漢方薬が用いられます。
五苓散:唾液の粘度が高く、浮腫傾向がある場合に効果的です。
麦門冬湯:唾液腺の働きを活発にし、唾液を増やす効果があります
白虎加人参湯:痛みなどの炎症を抑え、唾液の分泌を促す効果があります。
十全大補湯:身体を温めて、唾液の分泌を活発にする効果があります。
八味地黄丸:身体を温めて、唾液の分泌を促す効果があります。
柴胡桂枝乾姜湯:炎症を抑え、唾液の分泌を促す効果があります。
また、北里大学によると、山梔子(クチナシの実)は唾石症の症状を緩和することがわかりました。
山梔子の消炎作用が唾液腺の炎症を抑えることで、腫れや痛みを和らげる効果が期待されており、
この山梔子が含まれている漢方薬として、黄連解毒湯、加味逍遥散、茵蔯蒿湯、
柴胡清肝湯などがあります。
民間薬としてはウラジロガシがあります。
特にカルシウム結石に対して溶解作用や発育抑制作用、排石促進作用、また抗炎症作用もあるため、
胆石症にとても効果的です。
一心堂薬局ではウラジロガシ含むオリジナル健康茶、「一心溶流茶」を販売しております。
「唾石症」は
自律神経・ホルモン・代謝・免疫の基本的なバランス崩れることで発症しやすく、
また治っても症状がぶり返しやすくなります。
「なぜ発症したのか」と根本的な原因を考えることが最も大切です。
唾石症お辛い方には体質を改善し、身体の基本的なバランスを整える必要があります。
唾石症の症状を抑えたい方、症状がぶり返す方、体質改善をして長く症状を抑えたい方、
是非一心堂薬局各店にて、どうかご相談くださいませ。
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