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0120-73-1410お彼岸をむかえ、皆さん健やかにお過ごしでしょうか。
この時期は季節の変わり目にあたり、寒暖差の多い日が続い
たり、気圧変化から体調を崩しやすい時期です。
過労を避け、規則正しい生活を心がけてください。
お彼岸といえばヒガンバナ。
その凛と咲く様はこの世の花とは思えない美しさです。
ご先祖を導くために彼岸に咲くのか
彼岸前後の3日間のみの開花します。
今回はかつて民間薬、非常食として活躍した
「 ヒガンバナ」について解説致します。
Contents
皆さんヒガンバナのイメージはどんなふうにもたれていますか?
妖艶でどこか現実離れしていて危ない植物という認識をお持ちの方が多いでしょう。
実際 、彼岸花の根(正確には鱗茎といって葉が集まって太くなったもの)は
アルカロイドを含み有毒植物として有名です。
昔はドラマ等で彼岸花を使った事件簿だったり
毒矢の毒として放送されていたようです。
そんな怖いイメージをもった彼岸花ですが
かつては石蒜(セキサン)の名で
浮腫全般の民間薬として使用されていました。
使い方は生薬を擦って練ったものをガーゼ等
に塗って足の裏に貼りつけるという外用タイプです。
皮膚から吸収されるので
実際に身体の中に入るアルカロイドは微々たるもので
これが利尿作用として効果を示します。
毒も薄めれば薬になるとはまさにこのこと….
(催吐剤として内服されていた過去がありますが、絶対に使用してはいけません)
現代では五苓散等の利水剤や利尿剤が開発されたことで
ヒガンバナ根を使用することはほとんどなくなり
過去の治療法となりつつあります。
かつては飢餓でどうしようもない時期には
球根をとってきて、すりおろしたものを流水で
何度もさらし、減毒処理してから食用にしたようです。
これは大変な手間で、やっと完成しても少量しか残りません。
現代だからこそ毒性成分がわかっており
減毒について理論立てて説明がつきますが
当時はそんなこと分かりません。
畏怖の対象であるヒガンバナを食することは
相当な覚悟が必要だったことでしょう。
ヒガンバナの球根を食べなくても当たり前のように
生きていける現代に感謝する今日この頃です。
そして今年も
一心米の時期がやってきました!!
毎年大好評の一心米が今年も収穫間近。
安心安全の無農薬・有機栽培で
今年もすくすくと育ちました。
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