2022.10.18
心の養生 ~映画鑑賞で心のバランスをととのえる~

秋も深まってまいりましたが、

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今年の秋は、

映画鑑賞をしながら

“心の養生”をしてみませんか。

 

先日、私が漢方の師から聞いた

心の養生法をご紹介します。

 

漢方医学の考え方は

「陰陽論」、「五行説」という

古代中国の自然哲学に基づいています。

 

「五行説」とは、

自然界に存在するものはすべて

「木、火、土、金、水」の5つの要素

に分けられるというものです。

 

私達の身体の

「肝、心、脾、肺、腎」

という機能(五臓)

「怒、喜、思、悲・憂、恐・驚」

という感情(五志)

この5つの要素に対応すると考えられています。

 

これらの五臓や五志には、

促進する関係、抑制する関係があり、

お互いにバランスをとって

健康な状態を保っています。

 

この関係性をもとに

感情をととのえてみましょう。

※図の星型の破線の矢印が抑制する関係です。

 

 

最近、怒りっぽい

イライラするという方は、

「怒」の感情が過剰になっています。

その勢いを抑制する「悲・憂」の感情を

取り入れると良いでしょう。

心が切なくなるようなドラマ映画を観てみましょう。

 

「喜」の感情が過剰になると

気分が昂ぶり興奮状態から

精神不安定や不眠になることがあります。

そんな時は、

「恐・驚」の感情を呼び起こすような

ホラー映画やサスペンス映画を観ると

良いかもしれません。

 

くよくよと思い悩み

行動できないという方は、

「思」の感情が過剰になっているので、

「怒」の感情をプラスできるような、

世の中の不条理と闘う政治映画、

ドキュメンタリーなどいかがでしょうか。

 

悲しみの気持ちから抜け出せないという方は、

悲しみを抑制する「喜」の感情で

過剰な「悲・憂」の感情をコントロールしましょう。

コメディ映画を観て思いっきり笑いましょう!

 

「恐・驚」の感情が過剰になって

びくびくしている、ささいなことに驚きやすいという方、

思考する「思」の感情を取り入れられるような

推理ミステリー映画がオススメです。

 

今回は、

五行の相関関係を使った

心の養生のひとつを紹介いたしました。

 

秋の夜長に映画鑑賞で心をととのえる!

ぜひお試しください。

 

この記事を書いた人

一心堂薬局 漢方相談員 オオタ(漢方養生指導士 漢方スタイリスト)

 

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