2025.06.16
【雨の日は憂鬱…】気象病でお困りの方へ

梅雨を迎えてジメジメしております。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回はこの時期に多いお悩みである、気象病についてお話していきます。

＊だるくて動けない…＊

気象病とは天気・気圧の変化によって引き起こされる様々な症状の総称です。

寒暖差が大きい季節の変わり目や、悪天候が多い梅雨の時期に多くなる傾向があります。

気象病の原因ですが、①寒暖差による自律神経の乱れ、②湿度が高いことによる水巡りの悪さ、の2つが考えられます。

これらによって、頭痛、倦怠感、気持ちの落ち込み、関節痛、めまいなどの様々な症状が起こってくるのです。

＊梅雨の時期でもこれくらい元気でありたい＊

実際の症例についてご紹介いたします。

30代女性、頭痛が続いており、ご来店されました。

・前頭部に締め付けられるような痛みがある

・気温差のある日や湿度が高い日は痛みが強くなる

・仕事が忙しい時やストレスが溜まっているとイライラ感あり

・頭痛薬を常用している

といった症状や体質から

気と水を整えて巡らせることで頭痛を改善していけるような漢方薬を調合しました。

服用後の経過として

服用後1か月→以前より頭痛が気になる時間が減ってきている

服用後3ヶ月→気温差のある日の頭痛の頻度が減ってきている

服用後5か月→高温多湿の時期だが頭痛はたまにある程度、頭痛薬は飲んでいない

服用後9か月→今月は頭痛が2回しかなかった

と順調なご様子で、

今でも仕事のストレスや寒暖差など急に体に負荷がかかってしまった際に頭痛の症状が悪化しないよう、

漢方薬を継続されています。

今回は「気象病」の漢方治療についてお話させていただきました。

梅雨を迎えております。皆様もお気を付けくださいませ。

ちなみに…。

一心堂ではハトムギベースのオリジナル健康茶「一心茶」を販売しております。

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